小林です。
先日、就活を始めた大学3年生から、
「どうやって新聞を読んだらいいですか?」と質問を受けました。
単純に
「新聞を買って、一面から最後まで全て読めばいい」
のですが(笑)
新聞を読むのは正直、面倒
私自身、大学生の頃を思い出せば、
「新聞読むのって難しい言葉が沢山あるし、面倒だな」と思ってましたから、
「簡単に新聞を読めたらいいのに」と思う気持ち・・わかります(笑)
しかし、社会人となると
「簡単」に済ましてはいけないことがよく分かりました。
新聞に向き合う時間をつくる
脚本家の内館牧子さんが、読売新聞にこの様な記事を投稿していました。
『新聞離れ 作る側の課題』
4、5年前のことである。
テレビ局の会議に出向くと、会議室の一角に男女新入社員20余名が緊張した様子で座っていた。一人の委員が新入社員たちに言った。「今朝、新聞を読んで来た人、手を挙げて」20余名のうち、2人だった。
(中略)
「今朝の記事で印象に残っているものは?」と質問を重ねると、答えはいつもかなり心もとない。記事を挙げることはできても、「どこをどう思ったのか」「なぜそう思うのか」等々を突っ込まれると、馬脚を現す。
おそらく、ネットで必要な記事だけを読んだり、あるいは見出しを通り過ぎるだけが普通という時代になっているのではないか。
(内館牧子の仙台だより一部引用)
「どこをどう思ったのか」
「なぜそう思うのか」
は、記事やニュースの背景を知り、
じっくりと向き合わないと
語ることは出来ないのではないでしょうか?
思考力を身につけるために読む
ネットやニュースで見出しだけを見るよりも、
新聞を読む方が、文字数が多くなる分、向き合う時間が長くなります。
この積み重ねが、思考力を身に付けることに繋がるのだと思います。
友達と会話をする時も、雑談で相手が何を考えているのか?何となく分かると思います。
社会に出てからも、お客様と人間関係を構築する中で、雑談はとても大切です。
社会に出れば、新聞記事も雑談のネタとなります。
就活の為ではなく、社会に出てからも必要となる力を身に付いた時に、
「読んでいてよかった」
と思えると思います。
就活のためにではなく、社会で役立てるための一歩として、
新聞を読む習慣をつけましょう!
[av_hr class=’short’ height=’50’ shadow=’no-shadow’ position=’center’]
コメント
情報は生ものともいいますし、新聞のチェックは大切ですね^^
ネットの情報とは表現の仕方も違っていて勉強になると思います!
見出しだけチェックして、内容は詳しい人から聞くと頭に入るらしい!!