就職先に農業という選択肢はあるのか?

マメ知識

農学部出身の佐々木です。

私は大学生の時に、農業に関わる事を学んできました。
そのため、私の友人には、現在農業で生計を立てている人もいます。

 

このブログを読んで頂いている方の中にも、農業を仕事にしようと考えている方も

いるのではないでしょうか。

そこで今回は、就職先を農業にするために知っておきたい事をお伝えできればと思います。

 

これからの農業

日本では、農家の高齢化が問題になっている事を知っていますか?

現在、農業従事者の平均年齢は、65歳を超えていると言われています。

そのため、これからは若い人材を求められているのです。
しかし、どのような形で農業を仕事にすることが出来るのでしょうか?

今まで農業に就業するには、実家で農業を営んでいる方が後を継ぐか、

独立するといった方法が主で、なかなか身近に就業することが難しい状況でした。

しかし、そういった状況から、若手の就農先として、

会社型の農業生産法人が増えてきました。

また、それに伴い若者の就農支援や勤め先を斡旋するサービスも出てきました。

農業も新卒学生の就職先として、ひとつの選択肢になっていくかもしれませんね。

 

求められるスキル

では、就職先を農業にする方に求められていくスキルはどういったものでしょうか?

 

1.体力

これはかかせません!収穫や出荷の際には野菜や穀物を運ぶ体力がいります。

栽培する際にも、土や肥料の準備、機械など体を動かすことが多くあります。

 

2.営業力、提案力

最近、海外からも安い価格で青果物等が輸入されております。

作ったものをどのようにお客様に購入してもらうか?

会社と同様に営業力、企画、提案力が問われます。

 

3.経営能力

生産するにも、資金が必要です。来年の収穫を考え、どのように栽培計画するか?

こちらも、会社経営と近いものがあるかもしれませんね。

 

 

農業を就職先にしたいという学生に話しを聞くと、

「地方活性・環境保全に貢献したい」とモチベーション高い人もいれば、

「都心で働くのはいやだ、田舎でのんびりしたいなあ~」という方もいるようです。

しかし、農業は天候や自然災害によって左右されたり、時期によっては休みなく働いたりと、

大変に感じる仕事もあるかもしれません。

 

どのような仕事であっても、学生では想像がつかない厳しいことが多くあります。

それを乗り越えていく努力と忍耐力も必要ですね。

是非参考にしてみてください。
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