乾杯でグラスを合わせない方がいい!?

社会人のマナー

コップ一杯のアルコールで酔える安上がりな岡山です。

 

結婚式や披露宴、パーティーから仲間とのカジュアルな飲み会まで、

宴会の始まりには「乾杯」がつきものですね。

 

いつも行っている乾杯ですが、実はフォーマルな場での乾杯は

グラスを合わせるのはNGだったということはご存じでしょうか。

 

今回は、乾杯の場でのマナーをお伝えできればと思います。

 

 

乾杯の場のマナー

披露宴やフォーマルなパーティーの場では、乾杯の音頭をとる人がいますので、

まずは音頭を取る人の挨拶に耳を傾けましょう。

 

乾杯の際、グラスの中身はシャンパンやスパークリングワインであることが

多いので、グラスの細い脚の部分を持つようにしましょう。

 

そして、「乾杯!」となりますが、この時は周囲の人とグラスを

合わせないのがマナーです。

 

特に披露宴の乾杯は祝杯となり、グラスを合わせてしまうと、グラスを合わせた

相手に対する祝意になってしまいますので避けましょう。

 

また、グラスを合わせることで、「ヒビが入る」「割れる」ということを避ける

という意味合いもあります。

 

正式な乾杯時のマナーは、グラスを目の高さまで上げて「乾杯!」と発声し、

一口飲むようにしていきましょう。

 

グラスを触れ合わせたりぶつけたりするのは、あくまでカジュアルな集まりの時のみ

だと考えておきましょう。

 

 

日本で乾杯という言葉が生まれたのは?

もともと日本には、乾杯という概念はなかったようです。

 

近いものとしては、武士が戦いの前に仲間と決起と決意を込め、

カワラケ(素焼きの平酒器)で酒を酌み交わし、自分たちの身代わりに

そのカワラケを一気に割り、いざ出陣ということはあったようです。

 

乾杯の言葉が生まれたのは明治維新のころで、日英和親条約締結の際、

英国代表のエルギン伯と日本代表の井上清直氏との晩餐会で、

「国王の健康を祈り、祝して」と起立し杯を掲げた英国側の瞬時通訳として

「乾杯」という日本語が生まれたとされています。

 

これ以降、「乾杯」という言葉が身近なものになったようです。

 

 

友人同士等のカジュアルな飲みの場であればグラスをぶつける乾杯も

良いですが、披露宴等のフォーマルな場ではNGとなります。

 

社会人になればフォーマルな場にも足を運ぶことも多くなると思います。

今のうちから社会人としてのマナーを身につけておくと、

いざと言う時に役に立つかもしれませんね。
[av_hr class=’short’ height=’50’ shadow=’no-shadow’ position=’center’]

コメント

タイトルとURLをコピーしました