元テラーの吉村です!
テラーという言葉、ドラマ「花咲舞が黙ってない」を見ていた方ならご存知でしょうか?
銀行などの金融機関の窓口担当のことを「テラー」と呼びます。
今回は、元銀行員の私が
「一般職」のイメージと現実についてお伝えします。
学生の「一般職のイメージ」とは
私は、これまで1200人の学生さんの就活をサポートしてきました。
その中で、
「どうして銀行の一般職がいいの?」
と志望している学生さんにと聞くと
「事務だけなので、定時で帰れそうだから」
そう答える学生さんが多いです。
甘い!
実際はそんなことはありません!
「花咲舞が黙ってない!」ほどの事件が毎回あるわけではないのですが…
いくつか、私の経験から、銀行員の現実をお伝えします。
銀行員の現実1-お金が合わないと残る
実際にあるお金と、伝票上の金額が合わない。
これを「お金の出入りが合わない」と銀行員は言います。
お金の出入りが合わないと、たとえそれが1円でも全員残ります!
原因が分かるまで、パートのおばさんも残ります!
私は2時間位残った経験があります。
また、
私が渋谷に勤めていた時は、来店されるお客様の数も多く、
他店舗よりも、帰る時間が通常で2時間遅く、
「出入りが合わない」とさらに遅くなります!
銀行員の現実2-勉強会がたくさんある
新しい金融商品が出る度に、店舗で勉強会があります。
私は、だいたい2時間位受けてました。
また、他の会社の人が勉強会を開いたりもします。
それは投資信託、年金関係だと、扱っている会社の人が来て、その商品の説明にきたりします。
銀行員の現実3-業務後に練習
私は、窓口に立つために2~3回先輩と練習しました。
もちろん、業務終了後です。
その後も、新しい金融商品が出るたびに、毎回練習してました。
とにかく「練習」「復習」を3年経っても続けてました。
イメージに惑わされないよう…
仕事をイメージしても実際の仕事とギャップがあったり、
安定していそうとイメージしても不安定になったり…
という事は多くあることです。
もちろん反対にマイナスイメージだったものが
現実は違うことだってあります。
イメージだけに惑わされないよう、
現場に足を運んだり、先輩たちの生の声を集めて業界研究を進めましょう。
もっと知りたい方や、相談したい方は、吉村まで!
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コメント
「花咲舞が黙ってない!」観てました!
痛快なストーリーが好きでした。
事務職=「プレッシャーがなくて楽」というのは、大きな間違いだと思います。
業界にもよると思いますが、プレッシャーバリバリあるし、ハードワークです!
by現役事務職