岡山です。
5月も後半に入り、暑くなってきました。
この時期に気を付けたいのは、食中毒です。
食中毒になってしまうと、下痢や嘔吐、発熱といった症状が出たり、
症状が重いと、意識障害をも引き起こしてしまうようです。
そこで、今回は食中毒予防のためのポイントをお伝えできればと思います。
食中毒は5月~10月までが起きやすい
食中毒と聞くと、夏の時期に起きやすいというイメージを持っている方もいるかもしれませんね。
私も、夏だけ気をつけて入れば良いと思っていました。
しかし、食中毒は5月から多くなり、5月~10月までの発生が全体の60%を占めるようです。
そのため、5月から食中毒に気をつけていく事が大切になってくるのです。
食中毒の主な原因
食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です。
細菌は温度や湿度などの条件がそろうと、食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることで
食中毒を起こします。
一方、ウイルスは自ら増殖しませんが、食べ物を通じて体内に入ると、腸管内で増殖し、
食中毒を引き起こします。
食中毒を引き起こす細菌の多くは、室温(約20℃)で活発に増殖をし始め、
人間や動物の体温くらいの温度で増殖のスピードが最も速くなるようです。
この時期に食べ物を常温で置いておくのはかなり危険だったのですね!
食中毒を予防するために
食中毒を防ぐためには、細菌などを食べ物に「つけない」、
食べ物に付着した細菌を「増やさない」、
食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを「やっつける」
の3つがポイントとなります。
基本的な方法は次のとおりです。
洗う!分ける!
手には、様々な雑菌が付着しています。食中毒の原因菌やウイルスを食べ物に付けないように
必ず手洗いをするようにしましょう。
また、生の肉や魚などを切ったまな板などの器具から、加熱しないで食べる野菜などへ菌が
付着しないように、使用の都度、きれいに洗い、出来れば殺菌しましょう。
低温で保存する!
細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、
マイナス15℃以下で増殖が停止します。そのため、食べ物に付着した菌を
増やさないためには、低温で保存することが重要です。
買い物をした後は、寄り道をせず、まっすぐ家に帰り、食材を冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
加熱処理をする!
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅するため、肉や魚はもちろん、
野菜なども加熱して食べれば安全です。特に肉料理は中心までよく加熱することが大切です。
目安としては、中心部を75℃で1分以上加熱すると良いみたいですね。
肉の焼き方はいつもミディアムの私ですが、この時期はウェルダンにしようと思います。
また、調理器具にも、細菌やウイルスが付着します。特に肉や魚、卵などを使った後の
調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌しましょう。
いかがでしたでしょうか。
私は、まだ食中毒になったことがありませんが、食中毒になったことがある方に話を聞くと、
本当に辛く、お手洗いから出てくることが出来ない状態になるということでした。
食中毒になってしまうと選考を受けに行く事が出来なくなることもあり、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
是非今の時期から気をつけていくようにしましょう。
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