間違えやすい日本語5

マメ知識

 

岡山です。

 

日本人として日本語は正しく使いたいところですが、

間違えて覚えてしまっている日本語も多くあります。

今回も使い方を間違えやすい日本語をお伝え致します。

 

使い方を間違えやすい日本語

次の言葉の使い方を正しいと思う方を選んでください。

 

(1)浮き足立つ

1 不安や恐怖にかられて逃げ腰になり、落ち着かないこと。

2 嬉しくて落ち着かなくなること。

 

(2)煮詰まる

1 これ以上どうしようもない、八方塞がりの状態になること。

2 議論や考えが出尽くし、結論のでる状態になること。

 

(3)なし崩し

1 物事を少しずつ済ませていくこと。

2 物事を曖昧にして終わっていくこと。

 

 

<答え>

(1)1 不安や恐怖にかられて逃げ腰になり、落ち着かないこと。

「浮き足」は、つま先だけが地についた状態、今にも逃げ出しそうな

落ち着かない状態をさすので、「浮き足立つ」は逃げ腰に

なった姿を言います。

嬉しくてウキウキした状態は「浮き立つ」が適切です。

 

 

(2)2 議論や考えが出尽くし、結論のでる状態になること。

料理用語で「煮えて水分がなくなる状態」が転じたもので、

煮詰まることで味が染み、完成に近づいていく良い状態をさしています。

 

 

(3)1 物事を少しずつ済ませていくこと。

漢字で「済し崩し」と書き、本来は借金を少しずつ返していくことをいうようです。

 

 

 

 

皆さんは正しい意味を知っていましたか。

 

私は正しい意味を知らずに雰囲気で覚えてしまっている言葉がありました。

 

知らずに間違えた意味で言葉を使ってしまうと恥をかいてしまうことがあります。

 

歳を重ねた時に恥をかかないように今のうちから正しい日本語を覚えていきましょう。
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