味付け海苔でご飯3杯はいける岡山です。
海苔は、決して主役にはなりませんが、いい味出していますよね。
私はおにぎりにつける海苔、ラーメンにのせる海苔など、名脇役の海苔が好きです。
そんな海苔ですが、実は消化できるのは日本人だけということはご存じでしょうか?
フランスの研究グループが酵素を発見
人間は、栄養分を吸収するために、食べた物を酵素により分解・消化する必要があります。
フランスの研究グループは2010年、海苔の成分であるポルフィランを分解する新しい酵素を、
海に住む細菌から発見したそうです。
研究グループがその酵素を作り出す遺伝をもつ生物を探したところ、なんと日本人の
腸の中からのみ発見されたようです。
※原文ですので英語が苦手な方はGoogle等で翻訳してご覧ください。
日本人と海苔の歴史は4世紀から!?
歴史にあらわれる海苔の最初の記述は「常陸国風土記」です。
日本武尊(やまとたける)が霞ヶ浦を巡回して「海苔の多くを乾かしてある地」を「乗浜(のりはま)」と名付けた。と記録されています(4世紀初め)。
引用:株式会社山本山
日本人は、4世紀から海苔を食べていたのかもしれませんね。
また、記録としてある中では、大宝律令(702年)で男子が年間納める物として
「むらさきのり」が入っていたようです。
日本人と海苔の歴史はとても長いようですね。
そのため、フランスの研究グループは、日本人はノリを焼かずに食べ、海草に住んでいた
バクテリアから、海苔を分解する遺伝子を取り込んだものではないかと考えているようです。
約1700年以上の日本人と海苔の歴史の中で、海苔を消化する酵素を作り出せていけた
のかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
普段何気なく食べている海苔ですが、消化する酵素を持っているのは日本人だけのようです。
日本人の体ってすごいですよね。
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