こんにちは。プレミアムスタイルの浅見です。
御存知のとおり、先日まで行われたロシアW杯アジア最終予選において、
我らがサッカー日本代表はW杯予選・本戦を通して常に苦しめられていた
オーストラリアに勝利することで、最終節を待たずに見事本戦への6大会連続での
出場を決めました。
そして本戦出場を決めた上での予選最終節、アウェーでのサウジアラビアとの
試合を早朝ながらに観戦する中で、気づいたことをお伝えできればと思います。
今回の試合の背景
相手のサウジアラビア王国はアジアの強豪で、過去にはアジアの国で初めてW杯本大会で
決勝トーナメントに進出したというような成績を残しているような国です。
ただここ最近はあまり振るわず、2大会連続でW杯本大会出場を逃していました。
そんな中での今回のアジア最終予選の最終節を迎えました。
両国の状況はというと日本は最終節を待たずに既に本戦出場を決めている状況、
かたやサウジアラビアは3位だったオーストラリアが前日に最終節に勝ち2位に浮上したため、
本戦出場の権利を得られる2位以内に入るためには最終節で日本に勝たなければならない
という状況でした。
気候や時差の関係で圧倒的に有利と言われるホームでサウジアラビアが試合をできるとは言え、
相手はアジア最強とも言われる日本を相手にするサウジアラビアにとっては、
全く楽観視できる状況ではありませんでした。
サウジアラビアが行った事
そんな危機感満載の中でサウジアラビアという国が何をしたか。
国を挙げたチケットの買い占めです。
日本側に供給されるものを除いた約60,000枚近くにあたるチケットを買い占め、
それを無料で配り観客を動員したようです。
そのチケットの総額は報道によると約7000万円以上、最低金額で計算してとのことなので
実際はもっと大きな額の可能性もあります。
そこまでして自国の選手の士気を高め、スタジアムの空気作りをしようとしました。
結果としてサウジアラビアは1-0で日本に勝利し、W杯本大会の出場を決めました。
それだけが理由ではないと思いますが、中継を観ていた人は分かると思うのですが
後半途中まで0-0で進み、そのまま終わると本大会出場を逃してしまうという状況になった時の
スタジアムの雰囲気はかなり異常でした。
60,000人近くに敵意を持たれた環境の中でプレーをする日本チームの選手の気持ちは
どんなものだったのでしょうか?
私だったら怖いですし、正直やりたくない!と感じると思いました。
しかし、そんな中でも日の丸を背負い、必死に戦った日本チームの選手に
敬意を表したいと思います。
サウジアラビアから学ぶ勝利へのこだわり
そこから何を感じたかというと、結果へのこだわりや勝利への執念です。
実際にサウジアラビアが行った事については、賛否両論あるのではないかと思います。
ただ、出来ることは何でもやるというくらいの勝利へのこだわりからは
何か学べるような気がしました。
一般的には「そこまでしなくても…。」と、どこかに自分に少しブレーキをかけてしまう人
の方が多い気がします。
「何がなんでも」とか、「どうしても」と思うような重要な場面。
あなただったらどのような行動を取りますか?
そこにその物事への自分の本気度が出るのかもしれないですね。
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