佐々木です。
一度は耳にしたことのある伝統工芸品。
有田焼、南部鉄器、江戸切子などなじみ深いでしょうか。
現在、日本では、1192品種の伝統工芸品があると言われています。
※引用:Wikipedia
実はこの伝統工芸品、継承の危機にさらされているのはご存知ですか?
問題となる後継者不足
伝統工芸の従事者数は、昭和54年に約28万人いたのに対し、平成27年には約6万人、なんと35年間で22万人・8割近く減少しています。
(22万人は、東京都渋谷区の人口とほぼ同じ。)
さらに従事者の高齢化に伴い、後継者不足が問題になっています。
なぜこれだけ従事者数が減ったのか?
それは、需要が減っていることが関係しているようです。
人口減少、ライフスタイルの変化、海外の大量生産商品の置き換えなどからくる売上の不振等により、後継者を受け入れる側の体制が整わないといった問題があるようです。
伝統工芸品には職人さんの素晴らしい技術、機械ではない人の手作りの温かさがあります。
日本の大事な文化が失われてしまうことは避けたいですよね。
皆さんが伝統工芸品を手にする機会が増えたら、きっと未来も変わると思います。
ゴールデンウィークは伝統工芸品にふれてみよう
都内でも、ゴールデンウィークに、イベントを開催している所もあるみたいですよ。
伝統工芸 青山スクエア 展示会スケジュール・情報
店内イベント | 伝統工芸 青山スクエア
また最近は、多くのクリエイターが伝統工芸とコラボレーションしているようです。
クリエイターズ・コラボ
クリエイターズ・コラボ | 東京の伝統工芸品 | 東京都産業労働局
東京都指定の伝統工芸品をご紹介しています。東京都産業労働局商工部が管理運営するホームページです。
この連休で、日本の昔ながらの文化に触れる機会にしてみてはいかがでしょうか。
コメント