昔から使われている若者言葉があった!?

マメ知識

岡山です。

 

若者言葉として普段使われている言葉の中には、昔から使われていたものがあることを

ご存じでしょうか。

「えっ!この言葉って昔から使われているの?」とびっくりする言葉もあります。

 

そこで、今回は昔から使われている若者言葉をお伝えできればと思います。

 

マジ

実は、この「マジ」という言葉は、江戸時代から使われていたそうです。

マジというのは真面目を略したいい方です。

マジメのマとは「まじろぐ」からきています。

まじろぐとは瞬き(まばたき)をするという意味です。

マジメのメは「目」を意味しています。

緊張しながら聞いている時、瞬きをしながら一生懸命知ろうとしている事から

「マジメ」という単語が出来たそうです。

 

 

モテる

異性から人気があることを示す「モテる」という言葉。

江戸時代には既に「もてる」という言葉が存在していたそうです。

漢字では、「持てる」と書くようです。

「持てる」はそのまま「持つことができる」の意です。

そこから(1)保たれる。維持される。(2)人気がある。人から好意をもたれ、よい扱いをうける。

といった意味へ派生していったようです。

 

人を魅了する何かを持っている→それを保ち続けられる→人気がある→モテるという流れに

なったみたいですね。

 

 

ビビる

びっくりした時や怖がってビクビクしている時に使われる「ビビる」という言葉ですが、

かなり歴史のある言葉のようです。

「おじけづく」という意味で使われ始めたのは、なんと平安時代からで、

鎧が触れ合うと「びんびん」と聞こえることから、この音を「びびる音」と呼んでいたそうです。

源平の合戦で、水鳥の羽音を敵襲と聞き間違えたという有名なエピソードがありますが、

この「びびる音」と水鳥の飛び立つ音を聞き間違えたのではないかという説もあります。

 

江戸時代には楽屋言葉として、舞台前に緊張しておじけづいてしまうことを

意味するようになったそうです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

諸説あるようですが、現代も使われている若者言葉の中には、江戸時代以前に使われていた

言葉もあるようです。

 

一つ一つの言葉の語源を調べていくと、面白い発見がありますね。

言葉の語源や成り立ちを知った上で、言葉を使うことで発する言葉に重みや深みが

出てくるかもしれません。

面接でも一つ一つの言葉を大切に臨んでいきましょう。
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