柏餅が大好きな岡山です。
本日は、こどもの日ですね。
柏餅を食べながらこのブログを見ていただいている方もいるかもしれませんね。
ところで、皆さんはなぜこどもの日に柏餅を食べるかご存じでしょうか。
柏餅はいつから食べられていたか
柏餅といえば、上新粉で作ったお餅で餡をくるみ、
柏の葉で包んだ日本独特のお菓子です。
柏の葉で包んだお餅は、古くからあったようですが、
端午の節句の食べ物として定着したのは、
江戸時代(徳川九代将軍~十代将軍の頃)と言われています。
柏餅は子孫繁栄のため!?
柏餅に使われている柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちません。
そこで、「子供が生まれるまで親は死ねない」という想いに繋がり、
「家系が絶えない」「子孫繁栄」という縁起を担いでいたようです。
葉っぱで餡子の味が解る!?
ちなみに、柏餅の葉っぱで、餡子の味が解ることをご存じでしょうか。
お店に並んでいる柏餅をよく見ると、
つるつるした葉の表を外にしているものと
ざらついた裏の葉を外にしているものがあります。
これは、中に入っている餡の味の違いを表しており、
表が外の柏餅は小豆餡、裏が外の柏餅は味噌餡だということです。
ちなみに、現在小豆餡が主流になっている柏餅ですが、
昔は味噌餡や塩餡が主流だったようです。
いかがでしたでしょうか。
意味を知った上で食べてみると、食べるときの想いが変わってくるかもしれませんね。
古くから伝わる行事などには一つ一つに意味があり想いが込められています。
日本人として日本の行事の意味を知っておきたいものですね。
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