暑くなると臭いが気になる岡山です。
5月も終わりに近づき、暑い時期になってきました。
暑い時期に気になるのは汗による臭いです。
臭いに関してはとてもデリケートな問題なので、周りは気付いていても教えてくれない事ってありますよね。
そこで、今回は汗のにおいの予防、改善方法についてお伝えさせていただきます。
汗をかいただけでは体臭にはならない
汗は、自分の体温を調整するために出るもので、汗線から水分を出し、
その水分を空気中に気化させることで、熱を蒸発させるのです。
汗をかいただけで臭うわけではありません。
汗をかいた後、時間が経って、その汗に皮脂や垢が混ざり、
雑菌が繁殖することで体臭が発生するようです。
汗の正しい拭きかた
汗に雑菌が繁殖して、体臭へと変化する時間の目安は1~2時間だそうです。
そのため、1~2時間ごとに汗をタオルで拭きとると、体臭を抑えることが出来ます。
その際の注意点は、濡れたタオルで拭くことです。
乾いたタオルで拭くと、肌表面の汗をすべて拭きとってしまう事になり、
乾いた肌を潤そうと余計に汗が出てきます。
拭けば拭くほど汗が出てしまうというサイクルに陥ってしまいます。
そのため、汗を拭くときは、濡らしたタオルを固く絞り、適度に水分が残るようにしておきましょう。
制汗剤を使う
汗の臭いを抑えるには、市販の制汗剤が効果的です。
制汗剤には、様々な種類がありますが、主に2つの効果があるようです。
・汗線をふさいで汗の量を抑える効果
・汗の中の雑菌が繁殖しないようにする殺菌作用
この二つの効果を合わせた制汗剤も市販されているようです。
しかし、制汗剤は必要以上に塗らないようにしましょう。
複数の制汗剤を塗りすぎると滅菌状態になり、肌に必要な善玉菌まで死んでしまいます。
そうするとかえって臭いが強くなることがあります。
いかがでしたでしょうか。
臭いを気にするあまり、汗をかかないようにと考えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、汗は体温を調整する上でなくてはならない機能です。
そのため、汗を嫌うのではなく上手に付き合っていくことで、体臭も抑えることができ、
健康体も保つことが出来ます。
体臭は自分では気付きにくいため、知らない間に周りの人を不快にさせてしまう場合があるので
注意しましょう。
[av_hr class=’short’ height=’50’ shadow=’no-shadow’ position=’center’]
コメント