メーカー営業って何?

業界研究

前職は、半導体メーカーで働いていた片桐です。

 

前回は日本のモノづくりについて話をしてきました。

 

今回は、メーカーの【営業】についてお伝え致します。

 

 

自社製品を知らなければ営業に行けない!?

メーカーで営業職に就きたいという皆さん。

すぐに営業として商談に行きたい!と思うかもしれませんが、多くの場合

すぐには営業に行かせてもらえません!

 

それは、商品を知らないからです。

 

メーカーでの営業としての最初の仕事は、自社製品をしっかり【知る】ことから始まります!

私の前職のメーカーでは、およそ1万点程の製品を扱っていました。

(商社的な機能もあったので製品のレパートリーが豊富でした。)

 

入社をすると、まず物流工場で、研修が行われます。

研修では、ピッキング(仕分け作業)をして製品を見て、手で触りながら

五感を使って知識を入れていくのです。

 

ここで重要なのは、製品を暗記するのではなく、「製品を知っていく」ということです。

 

 

製品についてのテストも存在する

物流工場研修を終えると、製品に関するテストがあります。

そのテストで合格点を取ることで、物流研修を終えて次の研修に移ることになります。

もし、そこで合格点を取れなければ・・・

と思う方もいるかもしれませんが、私の同期には合格点に達しなかった人はいませんでした。

仕事なので当然ですよね。

 

 

工場で働かれている方々に感謝

そして、物流工場で新人に手取り足取り教えてくれた、現場の方とお別れになるのが

とても悲しくなります。

しかし、この方々のためにもしっかりと営業をしようと心に誓いました。

営業マンが営業出来るのは、工場で製品を作ってくれている方々がいるからなのです。

私は今でも丁寧に教えてくれた方々の顔を覚えていますし、その方々に感謝しています。

 

 

仲良くなることも大切

工場で働いている方々に感謝をすることで、その方々と仲良くなりました。

実は工場で働いている方々と仲良くなるということも営業としてとても大切なのです。

工場で働いている方々と人間関係を作っておくことで、納期が間に合わないときに、

助けていただけるケースも多くあるのです。

私は、工場で働いている時に仲良くなった方々に、困っている時に多く助けていただきました。

 

 

いかがでしたでしょうか。

各メーカーごとで仕事の内容は変わってくるかもしれませんが、営業を行う上で大切なのは

自社製品を知ることと、人間関係を作っていくことだと思います。

メーカー志望の方は、是非参考にしてみてください。
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